年上王子のお嫁さん☆


プロポーズしてから1ヶ月。


華の両親、そして俺の両親に挨拶しに行った。

まぁ…みんな「やっぱりか」って反応で…



「それにしても、プロポーズ早くないかしら?

やっぱりイマドキの子は違うのねぇ〜」


「そうねぇ。
由貴さん、これから末長くお願いしますね〜」




オホホ…と、暢気にしてる母親たちに

俺も華も呆れ気味。


……まぁ、まだ婚約の段階だけどな?




「じゃぁ、あたし勉強してくるね。」


「そうだわ。華ちゃん、受験生だったわね〜。

推薦なんでしょう?」



のんびりと聞く俺の母親に、華がニッコリと笑いかけた。


ちょっと、嫉妬…




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