年上王子のお嫁さん☆


「ぁ、きたきた!!上手くいったわよ?」



会場につくなり、母親が小走りでこっちにきた。


よかった。



「ありがとう。本当に……」


「あらあら、何よっ!!
こんなサプライズするなんて…

啓飛もマシな男になったのかしらね?」



ニヤニヤする親たち。

ふと、華のお父さんに視線を向ける。


緊張しているようで、固まっていた。




「お義父さん、いきなりでスミマセン…

でも、必ず幸せにしますから。
約束します。」



頭を下げる。

お義父さん なんて、ちょっと照れくさいけど。




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