年上王子のお嫁さん☆
テンションの高い絋花に笑ってみるけど、あたしのテンションはなかなか上がらない。
その日は、ずっとそんな感じで過ごしていた。
〜〜〜〜
「ただいま…」
まだ誰もいない家。
お母さんも、働きに行っている。
とりあえず、制服に着替えて
ベッドに寝転がる。
「……はぁ…」
あれから1年が経つんだ。
啓飛を好きになってから、5年?
長いようで、短い気がする。
「…ん……」
ボーッとしていたあたしは
そのまま眠ってしまった。
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