年上王子のお嫁さん☆


「ふあぁ……」



目が覚めると、辺りは暗くなっていた。


帰ってきたのが5時だから、二時間くらい寝てたんだ…




……あ、啓飛!!!



あることを思い出して、急いで一階に行く。



「あら、起きたの?」


「お母さん、お帰りなさい!!
啓飛は?」




お母さんは、のんびりソファーに座ってくつろいでいた。



「啓飛くんなら、隣にいると思うわよ?」


「ホント?じゃぁ、行ってくる!!」


「気を付けてね。」




お母さんの言葉を聞きながら

サンダルを履いて家を出た。




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