年上王子のお嫁さん☆
いつものように、お隣の家に向かう。
でも、心境はちょっと違った。
「お邪魔します!!」
勝手に入って、二階の啓飛の部屋に。
啓くんママは、まだいないみたい。
啓飛の部屋の前に立つ。
ちょっとだけ緊張する。
その理由は……
「啓飛!!
こんばんは!!!」
「…華。久し振り。」
理由は、啓飛と会うのが久し振りだから。
部屋にいるのは、ぴっしりとしたスーツを着た啓飛で
今だに違和感を感じる。
それでも、優しい笑顔は変わってなかった。
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