『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】
第4話
代々木で行われたパーティー会場。
レトロ感溢れる建物にフランス料理が並び、ホステスがワインを振る舞っている。
昭太郎はいつもより確実にキメていた。
編集プロダクションに勤める藤木光隆。
広告代理店勤務の相楽敏哉。
そしてサーフィン仲間でフリーターの勇介。
みな昭太郎の遊び仲間で、『感動を共感する』ことを合言葉に小学生並みに会い続けている。
『今日』が成立する仲間達で、みんなプライベートのない間柄を誇っていた。
ちなみにチーム名は【ニコニコモンキーズ】
通称【ニコモン】。
男達のコミュニケーションスタイルは数え切れないほど用意されている…。
「今日はJALのスッチーが来てるらしいぜ!」
「どこだよ」
「たぶん、あの右の奥にいる団体がスッチーだ、まちがいねぇ」
自信満々にそう言い放ったのは敏哉だ。
敏哉の目はその感覚に長けていた。
ニヤけた勇介が昭太郎に近寄ってきて、からかうように耳元で囁いた。
「今日も履いてんのか?」
「あぁ・・・だって痛てーんだよ、しょうがねぇだろ」少し弱った表情の昭太郎。
「彼女たちもこんなキメキメのヤツがストッキング履いてるの知ったら退くだろうな」
「言うなよ!ぜってー言うなよ」昭太郎は嬉しそうな勇介を引き寄せ、デコピンをした。
「わかったよ、でも、言いたい・・・」
勇介はデコを押さえながら逃げるように、ひとりJAL軍団にフライング攻撃をかけに行った。
シックなドレスできまっているJAL軍団は先入観なのか、いかにもお嬢様に見える。
そしてその軍団とのお近づきに成功したニコモンの男達…。
代々木で行われたパーティー会場。
レトロ感溢れる建物にフランス料理が並び、ホステスがワインを振る舞っている。
昭太郎はいつもより確実にキメていた。
編集プロダクションに勤める藤木光隆。
広告代理店勤務の相楽敏哉。
そしてサーフィン仲間でフリーターの勇介。
みな昭太郎の遊び仲間で、『感動を共感する』ことを合言葉に小学生並みに会い続けている。
『今日』が成立する仲間達で、みんなプライベートのない間柄を誇っていた。
ちなみにチーム名は【ニコニコモンキーズ】
通称【ニコモン】。
男達のコミュニケーションスタイルは数え切れないほど用意されている…。
「今日はJALのスッチーが来てるらしいぜ!」
「どこだよ」
「たぶん、あの右の奥にいる団体がスッチーだ、まちがいねぇ」
自信満々にそう言い放ったのは敏哉だ。
敏哉の目はその感覚に長けていた。
ニヤけた勇介が昭太郎に近寄ってきて、からかうように耳元で囁いた。
「今日も履いてんのか?」
「あぁ・・・だって痛てーんだよ、しょうがねぇだろ」少し弱った表情の昭太郎。
「彼女たちもこんなキメキメのヤツがストッキング履いてるの知ったら退くだろうな」
「言うなよ!ぜってー言うなよ」昭太郎は嬉しそうな勇介を引き寄せ、デコピンをした。
「わかったよ、でも、言いたい・・・」
勇介はデコを押さえながら逃げるように、ひとりJAL軍団にフライング攻撃をかけに行った。
シックなドレスできまっているJAL軍団は先入観なのか、いかにもお嬢様に見える。
そしてその軍団とのお近づきに成功したニコモンの男達…。