最強乙女ちゃん
一通り身なりをきちんとしたところで
ちょうど朝ごはんが運ばれてきた
さすがに病院食は味気ない…
でもお腹がすいていたので
とりあえず全部胃に入れておいた
「うー…フルーツとか食べたい」
独り言でちょっとした我儘って…
自分でそう思いながらも
独り言を言わずにはいられない
だって、寂しすぎるでしょ1人部屋。
「誰か来てくれないかなー…」
なんてさらに我儘のこと
菜々子は学校だし、
あの弟が来るはずないし、
お母さんもお弟子さんも
それぞれ仕事あるし、
不本意だけどクソジジィも
なんだかんだは仕事あるし…
「…寂しいなぁ…」
そんなことを思っていたときだった