最強乙女ちゃん
なんとなく視線を感じます…
登校中も教室に入ってからも…
やっぱりそんなに変!?
「あ、おはよー優月」
「菜々子ーっ」
「あ、今日かわいいじゃん」
「…え、可愛い…!?」
「うん。どうしたの?イメチェン?」
「違うよっ、実は……」
私は朝のことを菜々子に全て話した
「…あ、なるほど
だから仕方なく…ってことか」
「そうだよ…
髪なんて巻いたこと無かったのに」
「でも似合ってるんだから
いいんじゃなーい?」
けらけらと笑う菜々子は
私のこの恥ずかしさをわかってない!
だって…だってみんなは絶対に
この髪型を似合ってないと思ってる!
だから視線感じるんだよ…
だーっ!
やだーーー!!