最強乙女ちゃん





ガンっと勢いよく屋上の扉を開けた



一面、真っ青な空

雲ひとつなく晴れ渡っている





「…あー…わけわかんね。」




優月ちゃんと初めて話してから
まだ1日か2日しか経っていない


それなのに頭の中は
優月ちゃんでいっぱいだ




屋上のフェンスに寄りかかって腰を下ろした




携帯にはさっきの女から
メールが一件




『ごめんね、』





俺は迷うことなく
メールとアドレスを消した







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