music of the memory -Childish youth-




ただ音楽が聴こえるだけの
静かな放送室で何もすることがない
私は頬杖をついて窓の外を眺めた



颯太と幹音は親友で
サッカーもクラブチームのエース、
そして学年でも飛び抜けてモテる
そんな2人だ



でも幹音もよく親友の彼女に
告白するなあと思う



ありがたいことだけど..ね



すると私が眺めていることに気付いた
幹音は外でぴょんぴょんと跳ねながら
私に手を降り出した



横で飛び跳ねる幹音に負けじと
颯太も手を降り出した



「..え!?」



どうしたらいいんだろ..



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