☆私とアイツ☆




「俺、さくらのこと

嫌いじゃないけど??」



ズキンッ―――


胸が痛かった。

嫌いじゃない……

でも

好きでもない……



やっぱり幼なじみには
恋愛感情は

持てないのかな…



「…そっかー。」


私は溢れそうになる涙を
必死に堪えて、

尊から離れた。




「先に下行ってるね…。」



そう言って部屋を出た。






< 11 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop