☆私とアイツ☆



私は持っていた荷物を
床に置いた。



「そっちがその気なら

やってやるよ。」



後ろから尊の勝ち誇ったような
声が聞こえた。



「先に好きって言った方が
負けだぞ?」


「いいよ??

今から開始ねっ。」



私は結ってあった
髪の毛を解いた。


着ているシャツのボタンを
2つ開け、


尊に近づく。




「みーこーとっ」


上目遣いと甘えた声で
尊を誘惑っ☆



「んー?なんだよ?

誘ってんの??」



えっ////



「……さ…誘ってなんか…」


「そーゆー

さくらも好きなんだけどー??」




…ん??




今…




「今、好きって言った!!」



「たまには
さくらを勝たせてやるのも

ありじゃん??」




「はぁーーー!!?」




てか、
好きって。


意味違うし…。




こうなったら

意地でも私のこと
好きって言わせてやる。






< 25 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop