☆私とアイツ☆
私は持っていた荷物を
床に置いた。
「そっちがその気なら
やってやるよ。」
後ろから尊の勝ち誇ったような
声が聞こえた。
「先に好きって言った方が
負けだぞ?」
「いいよ??
今から開始ねっ。」
私は結ってあった
髪の毛を解いた。
着ているシャツのボタンを
2つ開け、
尊に近づく。
「みーこーとっ」
上目遣いと甘えた声で
尊を誘惑っ☆
「んー?なんだよ?
誘ってんの??」
えっ////
「……さ…誘ってなんか…」
「そーゆー
さくらも好きなんだけどー??」
…ん??
今…
「今、好きって言った!!」
「たまには
さくらを勝たせてやるのも
ありじゃん??」
「はぁーーー!!?」
てか、
好きって。
意味違うし…。
こうなったら
意地でも私のこと
好きって言わせてやる。