左肩の重み~美香story~
それに、迎えに来てもらったら家まで直で帰らなければいけない。
私は、帰りにコンビニとかに寄って新作のお菓子を見たりするのが大好きだから、それがしたい為に迎えの電話をしないってこともあった。
今も、その習慣が抜けない。
分かってはいるんだよ。
日曜日は私に会うために、真人は時間を作ってくれてるって。
それでも、仕事してたらどうしようとか、何か忙しかったらどうしようとか、いろいろ考えてしまう。
「あっ、この前これ買ったんだっけ」
「俺の部屋、美香の菓子でいっぱいになりそう」
コンビニの袋をぶら下げて真人の家に上がる。
「食べていいのに」
お菓子を置くようにって買った竹籠の中に今日買ってきたお菓子を入れると、今日と同じお菓子があることに気付いた。
「甘いものは、あまり得意じゃない」
「そう?おいしいのに」
ソファーに座っている真人から、お菓子を否定するような声が返ってきた。
「あっ、アイス食べかけだった」
私は、帰りにコンビニとかに寄って新作のお菓子を見たりするのが大好きだから、それがしたい為に迎えの電話をしないってこともあった。
今も、その習慣が抜けない。
分かってはいるんだよ。
日曜日は私に会うために、真人は時間を作ってくれてるって。
それでも、仕事してたらどうしようとか、何か忙しかったらどうしようとか、いろいろ考えてしまう。
「あっ、この前これ買ったんだっけ」
「俺の部屋、美香の菓子でいっぱいになりそう」
コンビニの袋をぶら下げて真人の家に上がる。
「食べていいのに」
お菓子を置くようにって買った竹籠の中に今日買ってきたお菓子を入れると、今日と同じお菓子があることに気付いた。
「甘いものは、あまり得意じゃない」
「そう?おいしいのに」
ソファーに座っている真人から、お菓子を否定するような声が返ってきた。
「あっ、アイス食べかけだった」