カラメル


「さっきはありがとな。ナナっ!」


授業が終わってすぐにナナに話しかけた。


「も‥もぉ!!次から気を付けてよねー!!ユウのせいで教科書見づらかったんだから〜」



「ハハッ ごめんごめん!」



『ナナーっ!!ちょっとこっちきてー♪』


「はーいっ!♪」



そう言ってナナは友だちの所へ走っていってしまった。


・・・

俺にはなんもなしかよ‥


俺って存在感薄いのかな??


せめてナナのなかでは
存在感たっぷりでいたいんだけどな〜‥
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