DislikeMan~男なんて嫌い~
映画デート~城西真咲~
次の日。
起きた時間は6時半。
なんでこんなに早く起きたのか自分にもわからないけど、とりあえず伸びながらテレビをつける。
ちょうどどの局でも朝のニュースが始まる時間で、タイミングよくアナウンサーが"おはようございます"と爽やかに挨拶をした。
冷蔵庫から牛乳を出して、コップに注ぐと一気に飲み干す。
やっぱ朝はこれに限るよね。
学校までは20分あれば着くし、登校時刻は8時半。
2時間くらい余裕あるけど、あんまりのんびりもしてられない。
学校の宿題やってないのもあるかもだし。
トーストを焼いて、コーヒーメーカーをセットして朝ごはんの支度をする。
欠伸をしながら寝室に戻って、服を取り出す。
大学行くのって意外と服とか気つかうんだよね。
なんでもいいじゃんって思うんだけど、ジャージとかじゃさすがに行けないし。
気合入れすぎても恥ずかしいし。
中間っていうのを捜すのがなかなか難しい。
そんなこと考えながら着替えていると、トースターが音を立ててパンが焼けたことを教えてくれた。
さて、今日も一日の始まりです。
なんてね。