キミの香り
「なんだよそれー
俺、わざわざ
お前ん家の中まで
迎えに行ったのに…」
うそっ
『本当に‥?!』
「寝てるのかと
思ったからさ。」
『ごめんね‥?』
「帰りは待っとけよ?」
そう言って笑いながら
私にデコピンをした。
『痛いんだけどっ』
ねぇ?
もし私が告白したら、
彼女にしてくれる?
俺も好きって
言ってくれる?
距離を縮めたいよ。
もっと近づきたい。
手を繋いだり
抱きしめてほしいよ―