天使の足跡
EPILOGUE



“街中に波紋を広げていく、
 風と光が織りなす音色。

 2色を超越した
 ハーモニー。



 立ち止まってくれる人は
 いない。

 誰も僕らに
 気付いてくれない。


 それでも、歌い続ける。


 僕が選んできた言葉に
 嘘は一つもないって、
 証明したいから。


 彼が歩いてきた日々に
 嘘は一つもないって、
 証明したいから。


 僕らが生きてきた理由に
 説明は要らないって、
 みんなに話したい──


 そういう想いだったんだ”


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