ソラと私とツインテールの記憶*


赤い月が せせら笑う、残されたのは、少女の肉片と不気味なうさぎ。



「ぁーあ、どうなってもしらねぇって言ったのニ。」

安らかに、微笑んだまま時を止める少女の頬にそっと触れた。

降り注ぐ月明かりより、艶やかで 飴色の髪に全てを見透かす瞳...____。
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