ソラと私とツインテールの記憶*


萌香に あの話をしようと思ってたけど、今はどうもその話はできそうもない。

そっと、壊れてしまいそうなあなたを抱き締める。
何処にも行かないように、怖がらないように。

「大丈夫、大丈夫だから、ね?」

目を見開き 戸惑った様子だったが、次第に安心し
萌香に身を委ねていた。
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