狂愛ラバーズ
「下まで一緒に降りない?」
「はい。」
樹くんは入社した時から知っていたけど、随分と印象が変わった。
同じ家に住んでるから、接する事は多くて誰から見てもまりあちゃんを溺愛しているのがわかる。
まりあちゃんの為ならせっせっと動くし、笑う様にもなった。
「樹くんもまりあちゃんと出掛けるの?」
「いえ、誠もいるので………新名さんは出掛けるんですか?」
「食事して帰ろうかと思ってるんだ。」
エレベーターでロビーに降りれば退社する社員がぞろぞろ。
玄関に視線を移せば、同じ背丈の2人が仲良さげに笑い合っていた。
その姿を捕らえ、思わず顔が緩み歩く足も早くなる。
かれんも気付いたのか、こっちを見てニッコリ笑い手を振ってくれる。
「はい。」
樹くんは入社した時から知っていたけど、随分と印象が変わった。
同じ家に住んでるから、接する事は多くて誰から見てもまりあちゃんを溺愛しているのがわかる。
まりあちゃんの為ならせっせっと動くし、笑う様にもなった。
「樹くんもまりあちゃんと出掛けるの?」
「いえ、誠もいるので………新名さんは出掛けるんですか?」
「食事して帰ろうかと思ってるんだ。」
エレベーターでロビーに降りれば退社する社員がぞろぞろ。
玄関に視線を移せば、同じ背丈の2人が仲良さげに笑い合っていた。
その姿を捕らえ、思わず顔が緩み歩く足も早くなる。
かれんも気付いたのか、こっちを見てニッコリ笑い手を振ってくれる。