兎心の宝箱【短編集】
喉に鋭い痛みが走る。


殺してやる! そう言ったつもりだったが、私の耳にはヒューヒューと言う音しか聞こえない。



私の目の前に、血しぶきが吹きあがる。







そして、私の意識はなくなった。


< 129 / 416 >

この作品をシェア

pagetop