兎心の宝箱【短編集】
「フム、君がそうか。如何にも、そこに置いてあるカプセルがタイムマシンだ」

 青年は、物珍しいそうにベタベタと機械にさわる。

「どうだね? 乗ってみるか? ちょうど安全性も確認できた事だし」

「いいのですか? 是非乗ってみたいです」

 青年は、目を輝かせて博士に聞く。

「あぁ、いいとも。どれ、取り敢えず3日後くらいに行ってみるか?」

 博士は、そういうと、カプセルの脇に付いてあるパネルを操作する。

 バシュッ! という音がしてカプセルが開いた。

 中はベットのように、人が横たわれる様になっている
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