兎心の宝箱【短編集】

モニターの前に座る青年は、興奮を隠せない様子だ。

店長も満面の笑みを隠せない様子で立っている。

「良く見つけたな! ここ数年厳しい経営が続いてたが、これでみんなにもボーナスが出せそうだし、妻や子供にも少しは楽をさせてやれる」



ファトムスラ系第7惑星の片隅にある動物ショップで、歓声が湧き上がった。
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