兎心の宝箱【短編集】

「これはどういう事だろう?」

「店長、申し上げ憎いのですが、業者が捕獲して戻って来るまでの間に、普通の猿のブームが去ってしまったようです。今は、毛無し猿が流行ってるみたいです」

「なんだと! それは大変だ! このままだと滞留在庫になってしまう!」


店長の行動は、またまた早かった。

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