兎心の宝箱【短編集】

A国のとある山奥の研究所に男が訪れた。

「博士! 完璧な無重力装置が出来たというのは本当ですか?」

「本当だが、君は誰だね?」

「私はA国の軍部に所属している者です。博士の発明を是非我が軍の飛行機に搭載したくて伺いました」

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