兎心の宝箱【短編集】

次に目覚めた時は、最悪だった。

人々は彼の事など忘れ、恐れる事もなかった。

プライドを傷つけられた彼は、人々を恐怖に陥れる為に頑張った。

でも、無理だった。

「あれは、特に痛かったなぁ。マシンガンとか言ったかな?」

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