兎心の宝箱【短編集】

「動くな! 貴様らは、包囲されている。」

 周りを見ると、警察の特殊急襲部隊の方達が包囲している。

「遅かったな、安心するといい。ブルドッカーは、この私キャットライダーが倒した。ニャン」

 すると、何故かこちらにも拳銃を向けた無礼な奴が答える。

「黙れ、テロリスト! 街中での器物破損の数々、忘れたとは言わせんぞ!」

 いつの世も、正義は理解されない物だな。

 言い訳した所で無駄だろう。

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