兎心の宝箱【短編集】

「さらばだ! こい! キャットフライヤー! ニャン」

 飛んできた、キャットフライヤーに掴まって空へと飛び立つ。

「それでは、警察の方々、また会おう! ニャッニャッニャッ!」

「待ちやがれ! 打て! 打て!」

 パン! パパパパパン!

 銃声が響きわたる。

 ちょっと痛くて涙がでそうになるが、正義は不滅なのだ。

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