純粋
リビングに入った。

「お邪魔します・・・」


「いいよ」


先生のやさしい声。


怒ってないよね?


「わりい黙ってて」


先生がいきなり謝って来た。


えっ!


そんな・・・


思わず泣いてしまった。


「泣くな!俺が悪いんだ」


「どこにもいきませんよね?・・・ね?」


「いかねえお前のそばにいるから」


嬉しくて嬉しくてたまらなかった。


信じていいんだよね・・・?


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