純粋
「高橋先生!」


後ろから誰かが声をかけて来た。


部長さんが気付いて、高橋先生を呼ぶ。


「せんせいー秋吉先生だよ」


部員全員は秋吉先生の方を一斉に見る。


あ、本当に先生が…


演奏の事と先生の事でまた涙が溢れて来た。


先生…会いたかった。


夢?


それとも幻?


先生が高橋先生に近づいて来て

「コンクール、お疲れ様でした演奏よかったですね!これ、部員の皆様で食べて下さい」


「わざわざすみません!」


「いいえ」


すると夢芽が秋吉先生が去って行った後に高橋先生に…



「ねぇ先生、秋吉先生が来る事知ってたんですか?」
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