純粋
恥ずかしいよ。


どうして優しいの?


やっぱり先生という立場だからなの?


「夢芽!今日さスキーどうだったの?」


クラスの子が聞いた。


「こわかったよー雪だるまになるかと思ったしさ」


夢芽の発言でみんなが笑った。


「おまえ今どき雪だるまとか考えるやついたんだなおもしれー」


他の男子も言ってきた。


「わざとじゃないのに…」


「それだから面白いんだよな」


意外と会話が弾んだ。


消灯時間になったのでみんなはそれぞれの部屋に戻った。


布団を敷いてお喋りがはじまった。


やっぱり定番は恋話である。


「みんな付き合った事ある?」


「なーいよ」


「あるよ~」


意外とみんなの意見がばらばらである。


「理想の彼氏は?」


なんかある意味すごい方向にとんでいるきがする。
夢芽は話を聞いているうちに布団に潜って寝てしまった。

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