純粋

変わらない・・・

部活が終わり…


みんなには1人で帰るとごまかして音楽室をあとにした。


司書室には秋吉先生しかいなかった。


「なんですか?」


夢芽が聞いた。


「あのな…お前から別れを告げられたけど・・・やっぱり好きだ。ヨリを戻さないか?」


頭を下げて夢芽に言った。


嬉しくて涙がとまらなかった。


「実は私も…言ったあといろんなこと思って、先生のこと好きなんだって想いましたぜひヨリを戻したいです・・・」


「じゃあ、またよろしくね」


これでよかったんだ。


またこんな形で再開できるなんて…


ひろ君は私を優しく抱きしめてくれた。


そしてまた付き合う事になった。


やっぱりお互いの気持ちが変わらなかったんだね。


私達の恋は純粋だけど2人が好きと言うのは変わりません。


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