純粋
「じゃ、いいわそこに朝ごはんあるから食べてね」




「うん」




夢芽は食べ始めた。



「あ、思い出したんだけど、さっきお母さんのおねいさんと話してたらおじいちゃんが親戚一同で集まることになったからいい?」



母が尋ねる。



「別にいいよ」



なんも気もなしで返事した。



「おじいちゃんに連絡するね」



「よろしくね」



2人の会話はまるで友達みたい・・・



親戚一同だったらみんなに会えるか~。


楽しみ。


幼くて記憶の無い時だったからな。


親戚に会ったのは。
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