cry fou you
そんな時。

古川「やっほ~。」

なお「古川?」

りな「・・・?」

古川「ごめんね~?古中~!いきなりだけど、殺していいかな~?」

りな「・・・!!」

なお「は?お前何言ってんの?」

りな「どして?」

古川「メインを殺せばこの、ゲームは終わるから・・・・。」

え?そんなこと、一言も聞いてなんですけど・・・

りな「そんなこと言ってないよね?」

古川「さっき、テレビつけたら、そうやって教えてくれたよ~?」

りな「テレビ?」

テレビって、全員が部屋にいなくても、写るの?

そんなの、大事なこと、聞き逃しちゃうじゃない!

古川「メインを二人殺せば、後の全員を、元の場所に戻してくれるってさ。」

なお「古川?それで、りなちゃんころしにきたの?」

古川「そうだよ?」

なお「だめ。りなちゃんだけは、だめ!!」

古川「いいだろ?元の世界に戻れるんだぞ?」

なお「だめなものは、だめって言ってるじゃん!」

古川「いいだろ?別に・・・。」

なお「じゃぁ、私が相手だ。」

古川「いいよ?」

りな「やだよ!!」

なお「大丈夫だよ。」

りな「人が死ぬところなんて、見たくないよ?」

なお「・・・でも、あんたは、生き残ってほしいから。」

りな「・・・。」

なお「心配しないで?古川も本当に殺さないから。」

りな「わかった。」

どうして、私はここで、わかった。なんていってしまったのだろう。

なお「じゃぁ、ちょっと、はなれててね?」

古川「勝負だ。」

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