先生といっしょ!!

すると、黒崎は微かに苦い顔をした。


え。もしかしてもしかすると……


ニートとか!?そ、その歳で……?!


「ずいぶんと失礼だな、おい」


おやおや、あたしとしたことが。


思ったことが口に出てしまったらしい。


おまえは?人に聞いておいて、まだ名乗っていないだろう。


突然尋ねられ、あたしはまだ自分の名前を言ってなかったことに気づいた。


「あたし若菜~。青井若菜~」


「ふーん……」


素っ気ない相づちを返しながらも、再びニヤニヤし始める黒崎。


「おまえ……アホ井バカ菜とか言われないか?」


は!?


な、なんなのコイツwwwムカつく!

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