エターニアの冒険者たち ~未来の勇者?~
しばらく歩いてると、突然地響きがした。
「なんだ?」
アルが辺りを見回す。
「ちょっと上から見てくる。」
ミーシャはフェアリーで飛ぶことができる。
「猪の馬鹿でかいやつがこっちに来るよ!」
「逃げようよ~」
エイルが弱気になっていると。
「だめ、あたし達ならやれるって。見た目ほど強くないし、あの牙が高く売れるよ♪」
「よっしゃ!いっちょやってみるか!」
「え~」
三人は地響きする方に向かった。
「こりゃでかいな。」

 猪のモンスターはアルとエイルの故郷の村周辺にもよく出没してたが、こんなに大きいのは初めてだ。同じモンスターの中でも大地の魔力の作用によってはさらに大型化、凶暴化することがある。これは突然変異的なものがあり、
数は決して多くない。レアモンスターと呼ばれている。数が多くないので、角や牙など加工品に使えるものは高く取引されている。
「みんないくよー!」
「OK!」
「おっけ~」
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