エターニアの冒険者たち ~未来の勇者?~
 魔法は魔力の篭った巻物を読むことで使えるようになる。しかし、その魔法を使えるだけの魔力の持ち主で無いと使えるようにはならない。習得に成功すると巻物は消える。上位の魔法になるほど言葉は複雑になるが、決して忘れない。
 巻物は専門の修行を積まなくては書くことができない。エイルの両親は神官として修行を積んでいるので、いくつかの魔法の巻物を書くことはできる。
 魔法を使うには巻物に書かれた言葉を唱える必要があるが、魔法のコツが掴めると、魔法名だけでも使うことができる。上位になればなるほど魔法名だけでは難しくなるので、大技の魔法を使うにはまほうのが完成するまでの時間がかかるようになる。
 魔法は光魔法、闇魔法、精霊魔法、召還魔法に分類される。
 光魔法と闇魔法は相容れることはできない。光魔法を使うと闇の魔力が落ちてしまい、闇魔法を使うと光の魔力が落ちてしまうので、通常はどちらかのみ使う。エイルの使えるライティングとヒーリングは光魔法だ。
 精霊魔法はさらに火、水、氷、雷、土と分類される。台地に眠るそれぞれの精霊の力を借りる魔法だ。複数の属性の魔法を習得することができるが、魔力を高めるのに時間がかかるため、魔道士は通常メインとして使う精霊魔法は1つに絞ることが多い。また、術者の光と闇の魔力にも影響し、光の魔力が高いものは援護系の効果が高く、闇の魔力が高いものは攻撃系の効果が高い。
 召還魔法は異界より精霊やモンスター、さらには悪魔等を見方として召還することができる。魔力を高めると召還できる時間を長くすることができる。召還魔法は巻物では覚えられず、異界のものの魂が篭ったアイテムを入手したり、何らかの理由でこちらの世界に来た異界のものを倒したりと、入手方法は様々だ。
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