エターニアの冒険者たち ~未来の勇者?~
二人共買い物が終わると酒場で落ち合い、夕食を食べていた。
アルの方は防具屋で皮でできた鎧を購入して早速装備していた。
「エイル、まだ金あるか?」
「食事の代金を払ったら無くなっちゃうよ~」
「おれもだ。早速クエストでも受けるとするか。」
「いいね!受けよう受けよう。」
二人は食事を済ませると、依頼票が貼ってある掲示板へ向かった。
「おれたちが受けられるのは安いやつしかないな。」
アルが不機嫌そうな声で言った。
「しかたないよ。初めは修行あるのみ!色んなクエストをこなしてどんどんランクを上げようよ。」
エイルはこんな時は意外としっかりしてる。
「そうだな。これなんかどうだ?」
アルが1つの依頼に指を差した。西の方にあるデルフト村へ荷物の配達だ。歩いて3日間程の距離がある。
「3日も塩漬けの肉で過ごすのか~」
「俺たちのいたファザード村とは全く交流の無かった村だ。色んな場所にも行くのも冒険の目的だろ。」
「そりゃそうだけど、初めくらいは1日で終わるやつにしようよ~」
「つべこべ言わずにいくぞ!」
「え~」
アルは強引に決めてしまった。依頼票とカードをカウンターに差し出すと、担当の魔道士が魔法でカードにクエストの情報を記録した。
「あーそれあたしも参加させてー」
横から小さな人型の何かがふわふわと飛んできた。フェアリーだ。
「あたしクエスト受けるの初めてなんだけど、1人は不安で同じランクJのクエストを受ける人を待ってたの。」
「どうする?エイル」
「ん~かわいい~」
「どうやらOKらしい。俺たちも始めてのクエストだけど、よろしく! 俺はアルバート。剣士だ。長いからアルって呼んでくれ。隣にいるのは光魔道士のエイル。」
「あたしミーシャ。闇魔道士よ。よろしくー」
「よろしく!」
「よろ~」
初対面の人同士で即席の仲間(パーティ)を作るのも冒険者らしい。同じ目的の者同士、全く知らない間柄でも協力し合うのが冒険者のスタイルだ。
「いざ出陣!」
こうして初めてのクエストに挑戦するのであった。
アルの方は防具屋で皮でできた鎧を購入して早速装備していた。
「エイル、まだ金あるか?」
「食事の代金を払ったら無くなっちゃうよ~」
「おれもだ。早速クエストでも受けるとするか。」
「いいね!受けよう受けよう。」
二人は食事を済ませると、依頼票が貼ってある掲示板へ向かった。
「おれたちが受けられるのは安いやつしかないな。」
アルが不機嫌そうな声で言った。
「しかたないよ。初めは修行あるのみ!色んなクエストをこなしてどんどんランクを上げようよ。」
エイルはこんな時は意外としっかりしてる。
「そうだな。これなんかどうだ?」
アルが1つの依頼に指を差した。西の方にあるデルフト村へ荷物の配達だ。歩いて3日間程の距離がある。
「3日も塩漬けの肉で過ごすのか~」
「俺たちのいたファザード村とは全く交流の無かった村だ。色んな場所にも行くのも冒険の目的だろ。」
「そりゃそうだけど、初めくらいは1日で終わるやつにしようよ~」
「つべこべ言わずにいくぞ!」
「え~」
アルは強引に決めてしまった。依頼票とカードをカウンターに差し出すと、担当の魔道士が魔法でカードにクエストの情報を記録した。
「あーそれあたしも参加させてー」
横から小さな人型の何かがふわふわと飛んできた。フェアリーだ。
「あたしクエスト受けるの初めてなんだけど、1人は不安で同じランクJのクエストを受ける人を待ってたの。」
「どうする?エイル」
「ん~かわいい~」
「どうやらOKらしい。俺たちも始めてのクエストだけど、よろしく! 俺はアルバート。剣士だ。長いからアルって呼んでくれ。隣にいるのは光魔道士のエイル。」
「あたしミーシャ。闇魔道士よ。よろしくー」
「よろしく!」
「よろ~」
初対面の人同士で即席の仲間(パーティ)を作るのも冒険者らしい。同じ目的の者同士、全く知らない間柄でも協力し合うのが冒険者のスタイルだ。
「いざ出陣!」
こうして初めてのクエストに挑戦するのであった。