【短】僕は妹と愛を誓い合う
『じゃあ、言葉の次は…』
「次…?」
『誓いの言葉の後っていったらこれでしょ?』
そう言って凛の口に触れるか触れないかの所で指差す。
「え…?え!?」
『ダメ?』
「ダメじゃないけど…」
『ダメって言ってもするけどね?』
「もぉ~//直くんって結構イジワルだね!」
口を尖らす凛。
『今知ったの?…ほら、こっち向いて?』
ニッと笑った後、僕は優しく言う。
「…ズルイ…///」
そう言いながらも凛は僕と向かい合った。
少しずつ近づく僕達の距離。