監禁して愛して
店から出てしばらく歩くといつも行くファミレスに着いた。
わたしはパスタを頼み、真紀はハンバーグセット。
毎日の様にわたし達は違う物を頼みちょこちょこ取り合うのが普通になっている。
『てかさ、連絡しないでって言ってたけど‥別れるの?』
真紀の一言でスパゲティーが巻き付いたフォークを落とした。
『いや、別に‥そんな意味じゃないけど‥‥‥
しばらく反省させるの。』
フォークを取り上げながらわたしは答える。
『でもあの言い方じゃ別れるって取れるよ』
『大丈夫。
あんな事言っただけで別れる人じゃないから』
『ずいぶん自信あるね』
苦笑いを含めながら真紀は言う。
それにわたしは溜息混じりに一言。
『3ヶ月前の事を思い出してごらんよ‥‥‥‥』
『‥‥‥思い出したくもないね』
―3ヶ月前
『ほんとありえない!!!』
テーブルを拳で殴り付けながらわたしは怒鳴った。
怒鳴った相手は龍楴。
わたしがこんなにキレている理由。
それは‥
『自分は男がどうの言うクセに!
なんで龍楴は女と飲みに行ってるわけ?!』
わたしはパスタを頼み、真紀はハンバーグセット。
毎日の様にわたし達は違う物を頼みちょこちょこ取り合うのが普通になっている。
『てかさ、連絡しないでって言ってたけど‥別れるの?』
真紀の一言でスパゲティーが巻き付いたフォークを落とした。
『いや、別に‥そんな意味じゃないけど‥‥‥
しばらく反省させるの。』
フォークを取り上げながらわたしは答える。
『でもあの言い方じゃ別れるって取れるよ』
『大丈夫。
あんな事言っただけで別れる人じゃないから』
『ずいぶん自信あるね』
苦笑いを含めながら真紀は言う。
それにわたしは溜息混じりに一言。
『3ヶ月前の事を思い出してごらんよ‥‥‥‥』
『‥‥‥思い出したくもないね』
―3ヶ月前
『ほんとありえない!!!』
テーブルを拳で殴り付けながらわたしは怒鳴った。
怒鳴った相手は龍楴。
わたしがこんなにキレている理由。
それは‥
『自分は男がどうの言うクセに!
なんで龍楴は女と飲みに行ってるわけ?!』