精神の崩壊
DVD②(芸術までの工程)
電話ボックスの中には
『芸術までの工程』
と書かれた、DVDが置かれていた。
警察は、それを署に持ち帰えって、DVDプレイヤーにセットした。
すると、部屋の真ん中に台が置いてあり、その上に宮野あゆみが裸で、手足や頭、胴体等を金具で固定され、泣き喚いている姿が映し出された。
「ギャーーッ助けてーーっ」
「誰かーーーーっ」
その映像は、前回と同様、ヘッドカメラで撮っているだろう映像の様だ。
〈正春は私だけのもの……〉
〈誰にも渡さない……〉
〈ウヒヒッ…クククッ……〉
女の声が聞こえて来た。
〈貴女は、私の正春に……〉
〈ウヒャッ…許さない…アヒャヒャ〉
そしてナイフが映りこんだ。
刃渡りが、20センチはあろうかと思われる大きなナイフだ。
そのナイフを手に、女は宮野あゆみへ近付いて行く。
〈貴女は、これから……〉
〈綺麗な彫刻に為るのよ…〉
〈イヒヒヒッ…嬉しい?…〉
〈アハハッ…アヒャヒャウヒャ……〉
宮野あゆみは、泣き喚いている。
「嫌ーーっ、止めてーーっ」
そして、遂に女の持つナイフが、宮野あゆみの大腿部に触れる。
『芸術までの工程』
と書かれた、DVDが置かれていた。
警察は、それを署に持ち帰えって、DVDプレイヤーにセットした。
すると、部屋の真ん中に台が置いてあり、その上に宮野あゆみが裸で、手足や頭、胴体等を金具で固定され、泣き喚いている姿が映し出された。
「ギャーーッ助けてーーっ」
「誰かーーーーっ」
その映像は、前回と同様、ヘッドカメラで撮っているだろう映像の様だ。
〈正春は私だけのもの……〉
〈誰にも渡さない……〉
〈ウヒヒッ…クククッ……〉
女の声が聞こえて来た。
〈貴女は、私の正春に……〉
〈ウヒャッ…許さない…アヒャヒャ〉
そしてナイフが映りこんだ。
刃渡りが、20センチはあろうかと思われる大きなナイフだ。
そのナイフを手に、女は宮野あゆみへ近付いて行く。
〈貴女は、これから……〉
〈綺麗な彫刻に為るのよ…〉
〈イヒヒヒッ…嬉しい?…〉
〈アハハッ…アヒャヒャウヒャ……〉
宮野あゆみは、泣き喚いている。
「嫌ーーっ、止めてーーっ」
そして、遂に女の持つナイフが、宮野あゆみの大腿部に触れる。