彼と私の壮絶バトル~vs
バトル開始、
~バトル開始~






「みずき~大丈夫?」
「う・・・うん」

私、乃野原水木。
今から高橋君に・・・告白します・・・。

高橋君、もとい高橋秀介は

頭も秀才ときたらスポーツ万能、
性格も優しくて、
しかもモデルの様に整っている顔
彼に振られた女子は数知れず
ファンクラブまでできているという
漫画の世界から飛び出してきたような人なんだけど・・・・

「っましょうがないよ~!あんた負けたんだしっ!頑張ってきな」
「ひーちゃん・・・だよね・・・、いさぎよく振られてくるよ・・」


そう、なんで私がこんな状況化に置かれているかというと。
まあ友達とゲームで負けたら告白~っみたいな、
それで負けました・・・うう・・・・、

私・・・好きな人居なかったので
「じゃあ一番人気の高橋君に告って来い」って・・・・
淡白すぎません?

「本当あんたもあんたで不運よね・・よりによってあの高橋秀介・・・って」
「・・・・・・でも、」

「どうせ振られるからいいんだ~。男なんていらないもんッ!」

「あ、そう・・そうならいいわ・・・いってこ~い」
「らじゃ~!」

そうだよそうだよ!
告って終わりなんだから!
ぱぱっと振られちゃお~っと・・・

この時はこんな考えしか持ってなかったの、
そう、この会話を聞かれていたとは知らずに・・・

「・・・・バカな奴」



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