狂人の手記(私が猟奇殺人犯と化すまで)
 (しめしめ、付いて来た)

 心の中で、そう呟く……。

 そして、付いて来た少年にお菓子とジュースを与え、車に乗せて人気の無い所に連れ出す。

 そして、少年を押し倒し、馬乗りに為って殴り付ける。

 ゴスッ…ガスッ…バキッ……

 「うわーーーーん」

 「痛いよーーーーっ」

 そう言って泣き叫ぶ少年を、尚も殴り付ける。

 …ガスッ…ガスッバキッ……

 ドカッドカッ…ゴスッ……

 「ギヤーーッ……マーーマッ」

 ドカッ…バキッ…バシッ……

 「マーマ……マーマ……ウグッ」

 母を呼び泣き叫ぶ少年。

 (この声が堪らない快感)

 (この甲高い声……最高)
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