狂人の手記(私が猟奇殺人犯と化すまで)
生暖かい紅い液体が口の中へ入り、口内いっぱいに血の味が広がって行く。
そして、血の香が鼻腔を通り外へと抜ける。
〈あぁーーーっ、堪らない〉
小さな身体をプルプルと震わせ怯える少年の腕を引き寄せ、その腕に切っ先をツツツーーッと走らせる。
少年の腕に紅い筋が延びそこから鮮血が滲み出して来る。
その筋にそって、舌をベローーッとゆっくり這わせ、滲み出る鮮血を舐め取って行く。
「うぁ゙あーーーーん……」
泣き叫ぶ少年の声が耳と脳に心地良い感覚を与える。
〈あぁーーーっ気持ち良い〉
恍惚の表情を浮かべ天を見遣る。
そして、再びアイスピックを構え、少年の顔をじっくりと見据えながら口元を綻ばせる。
そして、血の香が鼻腔を通り外へと抜ける。
〈あぁーーーっ、堪らない〉
小さな身体をプルプルと震わせ怯える少年の腕を引き寄せ、その腕に切っ先をツツツーーッと走らせる。
少年の腕に紅い筋が延びそこから鮮血が滲み出して来る。
その筋にそって、舌をベローーッとゆっくり這わせ、滲み出る鮮血を舐め取って行く。
「うぁ゙あーーーーん……」
泣き叫ぶ少年の声が耳と脳に心地良い感覚を与える。
〈あぁーーーっ気持ち良い〉
恍惚の表情を浮かべ天を見遣る。
そして、再びアイスピックを構え、少年の顔をじっくりと見据えながら口元を綻ばせる。