狂人の手記(私が猟奇殺人犯と化すまで)
 眼球を口の中へ入れたままピックを引き抜き、眼球を口の中でコロコロと転がし染み出る液体を堪能し、少年の口へその眼球を口移しでポトリと落とす。

 そして、眼球を失い鮮血の溢れる眼窩には、眼球の代わりにピンポン玉を押し込み、気を失ったままの少年を毛布に包み近くの公園へ捨てる。

 少年は死ぬ事は無いだろうがこれから先どんな苦しみを味わう事に成るのだろうか?少年の苦しむ姿が頭に浮かび、その叫びが私の脳を刺激する。

 〈もっと…もっと刺激を……もっと快感を……〉

 私の脳は更なる刺激を求めて私を操り動かせる。
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