人間解体
 斉藤は、首の無い女体をニマニマとしながら見詰め、ゆっくりと水槽のフタを開けた。

 そして、斉藤は女の身体を水槽から出して手術台へ乗せて、先程持ち込んだ首を取り出し縫合を始める。

 頚椎を、金属プレートで固定して筋肉や皮膚を慎重に縫い合わせて行きながら斉藤は、興奮に鼻息を荒げグフグフと笑う。

 そして、首の縫合を終えその女体を隅々まで撫で摩り回し愛撫する。

 〈イヒッ…イヒッイヒッ…イヒヒヒヒッ……〉
 〈…カカカカカッ……クククッ…アヒッ…〉
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