人間解体
 犯人は、女の身体を刻んではこれも、あれもと独り言を呟きほくそ笑む。

 〈ウヒヒヒヒヒッ……〉

 そして、不気味な笑い声を残し闇へと消えて行った。

 そして、その翌日それは発見される事に為る。

 巡回中の警官が、林の中から犬が人の腕をくわえて出て来たのを見付け、林の中を捜査した所、ばらばらに刻まれた女の変死体を発見し直ぐさま本署に連絡をいれた。

 そして、それを聞いた内山が慌てて現場に駆け付けて来た。
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