ドキドキと、涙【短編】

―――

好きだ。
好きだ。
多田くんが好きだ。


好きになるつもりなんてなかった。

イジワルなこと言う多田くんも好きだ。

寧ろその方が話せるから良い。



「古城~」

私の名前を呼ぶ声が…

「バーカ」

そんなこと言う貴方が

「何を~~!!多田君のがバカっ」

好き。大好き。



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