もしも天使になったら
いつもの様に隣を歩く礼実

その腕を掴んで放さないあたし

あなたの横顔はやっぱり温かくて大好きだよ






あたしはじっと礼実の横顔を見つめる。

「どうした?苺」

その声ではっとなるあたし。

あなたの横顔にずっと見とれてました。

なんて言えない。

「え?んー…何かお腹減ったな、って!」

だから軽く嘘をついてみる。

「え…さっきカフェ行ってパフェ、ドカ喰いしてたじゃん」

「いーのー!あ!そこのコンビニでアイス買おうよぉ!」

「苺…本当甘いもん好きだよな?」

「うん!エヘヘ」
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