bad☆princess
「ねぇ、利奈って何の委員会?」
私は聞いた。


「学級委員代理。」
利奈は言った。

「代理・・・?」

「うん。あの、絵梨の代わり。」
利奈がめんどくさそうに言った。

利奈も面倒な事受け入れたな・・・。
断ればいいのに。

「大変だね。変わりやってあげるって優しいね!」
私は笑顔で言った。


「いや、一番席の近かった私が強制的に。」
利奈が言った。

こいつ、断れなかったんだ。
ちょっとウケる。

「えっ!?」

「今日もさ、委員会の話し合いのメモ、渡しに行かなきゃ。なんだし?」

よっしゃぁ。
チャンス!

「私も、一緒についていこうか?」
私は心配そうに聞いた。

「いいよ。帰りとか、暗くなったら、姫可愛いから危ないじゃん!」
利奈はそう言って全力で断った。

行かせろよ・・・。

「ついて行きたいの!」
私は言った。

「じゃぁ。」
そう言って、私を連れてってくれた。
まぁ、行ってあげた。
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